ゴム連合 第52回ゴム産業労使懇談会を開催

2016年02月18日

ゴムタイムス社

 ゴム連合(山本昭二中央執行委員長)は2月10日、第52回ゴム産業労使懇談会を神戸で開催し、組合側30人、会社側28人の代表者が出席した。

 ゴム連合は「2016春季生活改善のとりくみ方針」を策定し、労使交渉が本格化する時期に経営側、労働側双方の認識を共有する場として懇談会は開催された。

 司会の藤田直治書記長が開会を宣言した後、労使代表のあいさつが行われた。まず、労働者側から山本委員長があいさつに立ち、「我々ゴム産業は、デフレからの脱却、経済の好循環という日本経済の一翼をになっている産業であります。優秀な人材確保と流出阻止のため、魅力あるゴム産業の将来のことを考えれば、今年の『春とり』は重要な位置づけになる」などと述べた。

 続いて、経営者側から日本ゴム工業会三野哲治副会長(住友ゴム会長)があいさつし、「賃上げについては、ここ2年デフレからの脱却と経済の好循環の実現のため、労使間における建設的な協議を通じ、多くの企業で積極的な対応を行ってきた。経営環境は引き続き厳しく、先行き不透明な状況が続くが、そ

 

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