全インドゴム工業会の日本訪問団が2月10日から4日間来日し、日本のゴム関係者と精力的に交流した。
今回が初来日となるモヒンドラ・グプタ会長はじめ13名の訪問団は、日本ゴム工業会、日本ゴム協会等を表敬訪問、さらに上島製作所などの日本メーカー数社を見学し、インドのゴム産業を積極的にPRした。
全インドゴム工業会の幹部ら5名が2月12日、都内でメディア向けの記者会見を開催、来日の目的などを聞いた。
◆全インドゴム工業会について教えて下さい。
全インドゴム工業会は、ニューデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイの4つの支部から構成されるタイヤ以外のゴム製品を扱う中堅企業の団体です。インドにはゴム関連企業が6000社あり、そのうちの1300社が当会の会員となる。インドのゴム産業の発展、輸出の新興、品質向上、輸入品の管理などを総合的にサポートするために、70年前に設立された。
◆来日の目的は?
日本企業と技術提携をし、ジョイントベンチャーを立ち上げたい。日本ゴム工業会会員企業などとの面談