横浜ゴム 北海道タイヤテストセンターを初公開

2016年02月25日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは2月19日、北海道旭川市に完成した冬用タイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター(TTCH)」をメディアに初公開した。

 同テストコースは2015年3月に上川生産農業協同組合連合会から取得した旭川競馬場跡地に建設されたもので、敷地面積は東京ドームの19倍強に当る90万6462㎡。直線が約1kmにおよぶ圧雪路のほか、氷盤路、登坂路、雪上/氷上旋回路、ハンドリング路を備えている。

総合圧雪路

総合圧雪路

 乗用車で時速100km以上のテスト走行ができるほか、トラックやバスについても登坂など様々な路面状況で制動・発進・加速テストが可能。

 毎年、氷点下の気温が安定的に続く12月末から翌年2月末までの厳冬期に冬用タイヤのテストを行い、春から秋にかけては夏用タイヤのテストにも活用する計画だ。

 テストコースは、どこまでが敷地なのか把握できないほど大きく、1kmにおよぶ圧雪路は、終点のコーナーが把握しずらいほど長かった。その他のテストコースも充実しており、横浜ゴムの冬用タイヤの開発に対する意気込みを感じた。

 また、車で旭川駅から15分、旭川空

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