豊田合成は2月29日、LEDの新製品として、世界トップレベルの高効率となる200lm/Wを実現した照明用LEDパッケージを開発し、サンプル出荷を開始すると発表した。
開発した製品は、青色LEDチップと蛍光体を組み合わせた構造で、主にLEDチップとパッケージ材料の改良によって、世界トップレベルとなる高効率化を達成した。
同製品は「小型」「高効率」に加え、熱硬化性樹脂材料を採用することで、耐熱性と耐ガス性に優れる「高信頼性」を実現している。
同製品のサンプル出荷は3月から。また、コスト対応力に優れた185lm/Wの製品も同時に開始する。今後は、本年秋ごろを目途に、更に高効率化した製品も開発する予定。
同社は、LEDのトップメーカーとして、世界の顧客のニーズに合った製品開発を通じ、選ばれるグローバルサプライヤーを目指していくとしている。