タイヤメーカー各社が2月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。
◆ブリヂストン
ブリヂストンは17日、トヨタ自動車が5月12日に発売する「86GT『エアロパッケージFT』」に、新車装着タイヤとして「ポテンザS001」を納入すると発表した。
同車両は従来の「86GT」をベースに、専用エアロパーツや足回り装備を充実することで、高い操縦安定性を追求したカスタマイズ車。
今回装着されるタイヤは、従来の「ポテンザS001」での基本設計をベースに、同車両向けのスポーツタイヤとしてタイヤサイズやパタン、ゴムなどを専用開発している。同車両の「操る楽しさ」を最大限に引き出すことを狙って、乾いた路面や濡れた路面における操縦安定性やグリップ力、また転がり抵抗の低減も高度に追求した。
装着サイズは215/40R18(フロント)、225/40R18(リア)。
また、同社は2日、レクサスが2017年春頃の発売を予定している新型ラグジュアリークーペ「LC500h」に、標準装着タイヤとしてランフラットタイヤを納入すると発表した。
今回装着される「ポテンザS001L・RFT」は、従来の「ポテンザS001・RFT」での基本設計をベースに、「LC500h」の優れた走行性能を実現するため、パタンやゴムなどを新たに専用開発している。
◆住友ゴム工業
住友ゴム工業は18日、2月から発売されるスズキの「イグニス(HYBRID MG)」に、環境タイヤダンロップ「エナセーブEC300+」の納入を開始すると発表した。
今回装着される同製品は、新型「イグニス(HYBRID MG)」の求める高い環境性能を実現するため、ダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの開発で培った低燃費タイヤ技術を投入した。タイヤの転がり抵抗低減による燃費性能の向上はもとより、乗り心地や安全性能を高次元でバランスさせている。