神島化学工業の2016年4月期第3四半期非連結決算は、売上高が163億7200万円で前年同期比4・4%増、営業利益は7億7600万円で同36・6%増、経常利益は7億2400万円で同49・2%増、四半期純利益は6億1400万円で同66・0%増となった。
輸入燃料価格の下落や投資有価証券を売却したことなどにより、利益は大幅増となった。
建材事業では、新たに外装材事業(ラムダ事業)を譲り受けたことで、非住宅分野の拡充などに取り組んだ結果、売上高は116億1400万円で同4・3%増となった。利益面では、ラムダ事業の一時的な費用負担などから同61・3%減となった。
化成品事業は、海外需要が堅調に推移したことにより、売上高が47億5700万円で同4・8%増、セグメント利益も輸入燃料価格の下落などから、10億6500万円で同51・4%増となった。
通期の業績予想は当初見通しから変更なく、売上高が228億円で前期比10・2%増、営業利益が9億6000万円で同42・8%増、経常利益が8億1000万円で同44・5%増、純利益が5億2000万円で同20・1%増を見込んでいる。
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