住友ゴム 上山集楽みんなのモビリティプロジェクトに協賛

2016年03月11日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は3月11日、中山間地域の生活・経済活性化実現に向けて今年1月からスタートした「上山集楽みんなのモビリティプロジェクト」に協賛し、このプロジェクトで活用される車両へのタイヤ装着や棚田再生のための活動に協力していくと発表した。

 「上山集楽みんなのモビリティプロジェクト」は正式名称が「中山間地域の生活・経済活性化のための多様なモビリティ導入プロジェクト」。主催はNPO法人みんなの集落研究所、NPO法人英田上山棚田団、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金。

 同プロジェクトは、奈良時代から続く伝統的な棚田を持つ中山間地域の上山地区(岡山県美作市)において、過疎・高齢化等により顕在化している交通不便を多様なモビリティシステム構築によって解消し、ひいては持続可能な生活・経済活性につなげる活動。同プロジェクトでは、取り組みの一環として超小型EVを導入しているが、同社は優れた低燃費性能とロングライフを実現した長持ちする低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」を協賛し、この活動をサポートする。

 2月28日にはプロジェクト説明会が開催され、近隣住民約200名が参加し、超小型モビリティの可能性を体感した。

 なお同社は2014年から、同地区において公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」の一環としてNPO法人英田上山棚田団とともに、棚田再生に向けた田植え・稲刈りなどの活動に取り組んでおり、今回の「上山集楽みんなのモビリティプロジェクト」への協賛により、棚田再生の活動がさらに充実したものになるとしている。

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