横浜ゴム 道路ジョイントYHT―N型が首都高速に採用

2016年04月01日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは3月31日、同社の道路橋用伸縮装置(道路ジョイント)「YHT―N」型が、1月に首都高速1号羽田線の道路ジョイント交換品として採用され、設置工事が完了したと発表した。

 「YHT」シリーズをリニューアルし2015年1月に発売した「YHT―N」型は、従来品に比べ製品内部の止水ゴム部を改良する事により止水性と耐久性が向上したほか、より幅広い取替え補修に対応できるようコンパクトな構造を実現した。

 今回、採用条件となる騒音・振動試験を同社のタイヤテストコース「D―PARC」で実施、その結果として首都高速道路から認定を取得し採用となった。

 同社は今回の実績から、老朽化した高架部の大規模な補修が計画されている首都高速道路全域での採用を目指していくほか、2020年東京オリンピック開催に伴い会場周辺路線の補修で需要拡大が予想される道路橋用伸縮装置の販売拡大を見込んでいる。

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