一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA 野地彦旬会長)は3月31日、これまでの会員制度を見直し、4月から新たに準会員制度を構築して運用を開始すると発表した。
新制度では、正会員(日本国内でタイヤ製造を営む法人)に加えて、準会員を設定することで、海外タイヤメーカーの日本法人にも門戸を開く。
同会では、自動車タイヤがグローバルに流通する状況において、新たに準会員の資格を設けることにより、同会が掲げる「自動車タイヤ工業の健全な発展を図る」などの目的の達成を目指すとともに、開かれた協会を訴求するとしている。
準会員になる資格を持つのは、同会の目的に賛同し、理事会の求めに応じて本会の事業に協力するタイヤメーカー、またはその子会社。準会員が協力する事業としては、タイヤのリサイクル、統計調査、広報、事故防止、リコールの5つの事業がある。