ブリヂストンは4月1日、「エコピアの森 防府」プロジェクトおよび「エコピアの森 くまもとin山鹿」プロジェクトの活動を2016年4月から2021年3月まで継続する協定をそれぞれ締結したと発表した。
山口県防府市に所在する面積5・8haの「エコピアの森 防府」は、協定先が防府市、山口中央森林組合で、寄付先は山口中央森林組合。2009年7月の防府豪雨災害で被災した森林の復興を、防府市、山口中央森林組合、同社の3者で2011年から推進してきた。2011年2月から2016年3月までの協定が満了したため、今回活動継続協定を締結した。
一方、熊本県山鹿市に所在する面積12・4haの「エコピアの森 くまもとin山鹿」は、協定先・寄付先ともに山鹿市。山鹿市と同社は熊本県で6例目となる「企業・法人等との協働の森づくり」協定を締結し、熊本県、山鹿市の森林保全活動に取り組んできた。2011年8月から2016年3月までの協定が満了したため、今回活動継続協定を締結した。
「エコピアの森」プロジェクトは、同社の環境に関する取り組みの一つで、工場など国内事業拠点の周辺に、市や森林組合などと共同で森林整備区域「エコピアの森」を指定し、間伐などの森林保全活動を推進している。
同社は、社会から信頼される企業市民となることを目指し、ステークホルダーとともに社会貢献活動に取り組んでおり、「エコピアの森」プロジェクトについても、地域貢献および社会貢献の重要なプログラムと位置付けている。今回、2拠点で活動を継続する協定を締結することで、引き続き同社従業員と地域のステークホルダーと共同で環境活動を着実に推進していきたいとしている。
なお、「エコピア」は同社の低燃費タイヤの最高峰となるブランドで、「安全性能」「低燃費性能」「ライフ性能」を高次元でバランスさせることを追求している。