三ツ星ベルトは2016年度入社式を開催した。
新入社員に対する垣内一社長のあいさつは以下の通り。
三ツ星ベルトグループに新たに入社される皆様方を心から歓迎し、お祝いを申しあげます。
三ツ星ベルトグループは国内に11社、海外に12社の子会社を持ち、「人を想い、地球を想う」という基本理念のもとに環境にやさしい「高機能・高精密・高品質」な製品を製造・販売し、「物づくり」を通じて社会に貢献していくことを基本的な姿勢にしています。
さて、最近の世界の経済は中国経済の成長の鈍化の影響により東南アジア諸国の経済も減速傾向にあること、株価や為替の乱高下、大幅な原油安、多くのテロ等に見られるように、非常に変化が速く先が見通せない、予断を許さない状況が続いております。
また国内においても、景気が決して回復基調にあるとは言えず、停滞している状況が続いていると考えられます。
このような非常に速いスピードで変化していく厳しい経営環境の中、昨年度は三ツ星ベルトグループの総員が「信頼の結束」のもとに、地道にコツコツと努力を重ねてきた結果、良好な業績を確保できる見込みであります。
このような良い状況の中で皆様方をお迎えできることを大変うれしく思っております。
そして本日から入社される皆様方には特に以下の3点を心に止めておいてほしいと思います。
(1)指示待ち人間にならないこと。そして人の意見に耳を傾けると共に、自分だったらこうするといった自分の意見を持つこと。また先輩や上司に自分の考えを表明する勇気を持つこと。
(2)レベルアップするために目標をつくり、自己研鑽を心がけること。
(3)営業や管理部門を含め、どの部門に配属されても、機会を見つけ「物づくり」の現場に足を運び、使用されている原材料、工程、製品の造り方、製品そのものを理解する努力を続けること。
特に最初の1年間の工場実習を含め、これからの3年が皆様にとって大変重要な期間になると考えられます。失敗を恐れず、挑戦者の気持ちで仕事に取り組み、成長されることを期待して、入社にあたっての歓迎の挨拶と致します。