住友理工は２０１６年度入社式を開催した。
新入社員に対する松井徹代表取締役社長兼ＣＯＯのあいさつは以下の通り。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。社会人としての夢と希望を大いに抱き、この日を迎えたことと思います。皆さんがいち早く会社に慣れ、心強い仲間になってくれることを心から期待しています。
当社はこれまで、「自動車」「ＩＣＴ（情報通信）」「インフラ」「住環境」「医療・介護・健康」「資源・環境・エネルギー」を成長分野と位置付け、「安心・安全・快適」を提供する企業として、多角的に事業を展開してきました。
住友理工グループは現在、長年培ってきたモノづくりの現場力を基盤として、製造革新・生産性革新への取り組みを加速させています。さらに、活動拠点が全世界に広がる中、世界中に高品質な製品を安定的に供給するグローバル・メガサプライヤーの地位を確固たるものにすることが急務となっています。そのためには、日本の製造業ならではの強みを最大限に生かした経営を改めて遂行していくことが必要だと認識しています。
真のグローバル企業への飛躍を目指す当社には、グローバルに活躍できる人材が不可欠です。新入社員の皆さんにも、高い志を持って、世界へと羽ばたいていける戦力になることを期待しています。また、事業環境の変化のスピードも年々増しています。世の中のスピードに後れを取らないためにも、改革への強い意識を持って、業務にあたってください。
長年にわたり当社が培ってきたコアコンピタンス「高分子材料技術」「総合評価技術」を軸に、住友事業精神である「信用確実」「不趨浮利（ふすうふり）」を忠実に守りつつ、「安全・環境・コンプライアンス（Ｓ．Ｅ．Ｃ．）」の取り組みを着実に積み重ねることにより、ともに「Ｇｌｏｂａｌ Ｅｘｃｅｌｌｅｎｔ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃｏｍｐａｎｙ」への成長を目指していきましょう。
そして、「遠慮しないこと」「常に挑戦すること」を心掛けてください。我々は、新入社員皆さんならではの意見や新たなアイデアを歓迎します。過去の慣習ややり方にとらわれずに、疑問に思ったことがあれば、積極的に意見を述べるようにしてください。
皆さんが住友理工グループとともに歩み、良き社会人として、心身ともに健やかで、充実した人生を送られることを祈念しています。
