帝人 車両資材事業初の米州拠点をメキシコに設立

2016年04月11日

ゴムタイムス社

 帝人は4月8日、子会社の帝人フロンティアが、車両資材事業で初の米州拠点として、メキシコに「テイジン・フロンティア・メキシコ」(山崎敦史社長)を設立し、本格的に事業展開していくと発表した。

 帝人フロンティアは新会社を、北米市場に向けた車両資材事業の製造販売拠点と位置付けており、カーシートやゴム資材、エアバッグなど、自動車部材の市場調査をはじめとするマーケティング活動と、一部販売活動を行う。

 またメキシコに生産拠点を置く、日系をはじめとする自動車メーカーにこれらの自動車部材を供給することにより、北米市場での販売拡大を進める。

 新会社は2月3日に設立し、7月中旬に営業を開始する予定。資本金は1200万円で、会社所在地はメキシコシティとする計画だ。従業員は4人。

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