㈱ブリヂストンのインド子会社、ブリヂストンインディアプライベートリミテッド(BSID、谷川裕己社長)は、インドール工場でのトラック・バス用ラジア ルタイヤの生産を開始した。6月14日(=現地時間)、同工場で記念式典が行われ、政府や地域代表者らが出席、ブリヂストンからは執行役員タイヤ生産技術 開発担当の弥永典宏氏が出席した。
産工程建設の総投資額は約33億円。生産能力は2011年下期末で日産200本、2012年上期末で400本まで引き上げる計画。谷川社長は「インドール 工場でTBRの生産を開始することで、高速道路などのインフラ整備に伴い、現在インドで大きく伸長しているTBRの需要に迅速に対応することが可能にな る」と述べた。
〈インドール工場の概要〉
▽所在地=マディヤ・プラデーシュ州(ムンバイ市の北東507km)
▽操業開始=1998年3月
▽敷地面積=26万5500平方㍍
▽PSR・LTR生産能力=日産約1万5000本(2010年12月末現在)
▽従業員数=約1500名(2010年12月末現在)
2011年06月20日