コンチネンタルタイヤはこのほど、新しいウルトラハイパフォーマンスタイヤ「スポーツコンタクト6」が、初めて参加した性能テストで最高評価を獲得したと発表した。
10項目に及ぶ評価テストの終了後、総合で1位に選ばれた。テストではウェットとドライの路面での性能と、転がり抵抗が評価された。特に、コーナー侵入時に自然に横方向に導く誘導性や、コーナリング時のステアリング応答性の正確さなどで高い評価を得た。
今回のテストには、コンチネンタルのスポーツコンタクト6のほか、欧州やアジア、米国の5つのブランドが参加した。
サイズはフロントが255/35R20、リアが295/30R20で、テスト車両はジャガーFタイプ。
コンチネンタルの乗用車・小型トラックタイヤ部門の広報責任者であるアレクサンダー・バールマン氏は「当社の新たなプレミアムウルトラハイパフォーマンスタイヤが、最新のテクノロジーによって、実際の路上で要求される様々な性能改善に寄与したことを証明したと言える」と述べている。
同社がスポーツコンタクト6の販売を開始したのは昨年夏。トレッドパターンやタイヤの構造とともに、トレッドストリップの化学組成を刷新した。
現在は19~23インチで40種類以上のサイズを発売しており、新たなサイズも随時追加していく。ちなみに、スポーツコンタクト6は、ドイツのコルバッハとチェコのオトロコヴィツェにある工場で生産されている。