【合成ゴム特集】三井化学 超耐熱・耐寒グレードを開発

2016年05月16日

ゴムタイムス社

 三井化学(淡輪敏社長、東京都港区)のエラストマー事業部はEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の新グレードとして、超耐熱性グレード「メタロセンVNBーEPT」(アクリルゴム代替)と、超耐寒性グレード「メタロセンEBT」(シリコーンゴム代替)の2種を開発、顧客でのサンプル評価も順調で、本年6月から順次、本格販売を開始する。

エラストマー事業部部長松尾嘉英EPTグループリーダー

エラストマー事業部部長松尾嘉英EPTグループリーダー

 超耐熱性グレードは従来のEPDMでは成し得なかったプラス30度の高温に耐えるもので、アクリルゴム代替製品としての用途展開を図っている。欧州で需要の高いディーゼル車で

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