日東化工は4月28日、16年3月期非連結決算の説明会を開催し、小平英希・管理部経理グループグループマネージャーが説明を行った。
16年3月期の売上高は、92億1700万円で前期比9・5%減、営業利益は1億6300万円(前期は9600万円の営業損失)、経常利益は1億5000万円(同1億600万円の経常損失)、当期純損失は1億2000万円(同1億300万円の当期純損失)となった。
売上高については、金額で9億6900万円のマイナスとなったが、このうち4億円程度は原材料価格の下落に伴う販売価格の低下によるものだ(同社)という。
利益については、固定費の削減や原価低減を推進したことにより、営業利益、経常利益で黒字に転換した。ただ、樹脂事業の生産ラインの一部及び製品倉庫の一部廃止を決定したことで減損損失を計上したため、当期純損失は前期比で拡大した。
セグメント別では、ゴム事業全体の売上高は64億8200万円で同9・3%減となった。
製品別では、ゴムコンパウンドの売上高は