NOKは4月28日、熊本地震による同社への影響について、現時点での状況を明らかにした(第3報)。
被災したのは、Oリング類を製造する同社熊本事業場(熊本県阿蘇市永草)。建屋や生産設備に大きな損傷はなく、16日以降、供給が滞っていた電力等のインフラが復旧し始めたため、同日までにほぼ生産可能な状態となった。しかし、事業場周辺の道路が一部まだ復旧しておらず、従業員の通勤、物資の輸送に支障が出ている。
今後の復旧については、安全を第一に順次生産、出荷を再開し、通常稼働状態に向けて取り組むとしている。
なお、今回の地震による被害額については現在調査中であり、業績に重大な影響が見込まれる場合には、別途開示するものとしている。