米国政府機関が2月に、ゴムチップ入り人工芝の人体に対する影響(発がん性)について調査を開始すると発表したのを受け、日本の人工芝メーカー各社もその対応に追われ、自社HPで「第三者機関による試験で安全性を確認している」ことを明らかにした。
人工芝でプレーしていた全米各地の女子学生サッカー選手のなかで、芝生との接触が多いゴールキーパーを中心に、悪性リンパ腫や白血病など血液のがんが発症。「芝生の発がん性」が疑われ、米国内で人工芝の合成繊維、充填物に使用されるゴムチップとがんとの関係に、疑念の目が向けられたのである。
ゴムチップ入り人工芝は、ポリエチレン製の人工芝に