横浜ゴムは5月12日、平塚製造所が8日に「湘南国際村めぐりの森」で開催された「第11回湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭」に苗木800本を、研進を通じて提供したと発表した。
植樹祭には平塚製造所から長尾亨所長代理をはじめとする20人のほか、地域の様々な団体や事業者、地域住民など総勢591人が参加。680㎡の敷地に、土地本来の常緑広葉樹などの苗木22種、合わせて2000本を植樹した。
湘南国際村は、神奈川県の構想により「緑陰滞在型の国際交流拠点」をコンセプトに、94年に三浦半島中央部の横須賀市・葉山町に整備された多目的区画地域。敷地面積は約200haで、公共公益施設、研修・研究施設、商業・業務施設、居住施設のほか、約112haに及ぶめぐりの森がある。大楠山に隣接するめぐりの森では、森林の再生保存に向けて09年から植樹活動などを進めており、現在までに約4万5000本が植樹されている。
同社は07年から国内外の生産事業所に、50万本の植樹を目指す「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトに取り組んでおり、15年度末までに約41万本を植樹している。また、同社グループだけでなく社会全体で環境意識を向上したいとの思いから、全国各地の自治体や施設、企業に苗木を提供しており、15年度末までに約26万本を提供している。