西川ゴム工業の2016年3月期連結決算は、売上高が899億3200万円で前期比2・2%増、営業利益は66億3000万円で同45・1%増、経常利益は66億1100万円で同51・7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は36億5400万円で同74・2%増となった。
自動車用部品事業については、国内販売は軽自動車税増税などの影響により生産台数の落ち込みがあったものの、米国やメキシコの堅調な売上に支えられ、売上高は854億9300万円で同2・3%増、営業利益は61億6600万円で同48・6%増となった。
一般産業資材事業については、政府の住宅取得支援策に下支えされたこともあり、新設住宅着工戸数は持ち直しの動きが見られ、売上高は44億3900万円で同0・4%増となった。営業利益は原価低減活動が奏功し4億6300万円で同11・2%増となった。
2017年3月期の連結業績見通しについては、平成28年熊本地震等の影響により、同決算短信発表時点で業績への影響を合理的に見積もることが困難なため、未定としている。同業績予想は開示が可能となった時点で速やかに開示する予定。