東洋ゴムの1~3月期 タイヤ事業は微増収

2016年05月16日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業の2016年12月期第1四半期連結決算は売上高は953億2900万円、前年同期比0・6%減、営業利益は119億6800万円、同5・1%減、経常利益は97億9300万円、同8・1%減の減収減益決算となった。四半期純利益は製品補償対策費及び製品補償引当金繰入額を特別損失として計上したことにより、6100万円(前年同期は30億6300万円の損失)となった。

 タイヤ事業の売上高は761億8600万円、同0・4%増となり、営業利益は111億8200万円、同4・5%減。新車用タイヤは同社品装着車種の販売が好調に推移し、海外販売も新規ビジネスの獲得により、販売量、売上高ともに前年同期を上回った。

 国内市販用タイヤ及び海外市販用タイヤは販売が好調に推移し、販売量は前年同期を上回ったが、売上高は前年同期並みとなった。

 ダイバーテック事業の売上高は191億2500万円、同3・6%減、営業利益は6億7300万円同0・6%減の減収減益。

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