ニッタは5月13日、2016年3月期連結決算説明会を開催。新田元庸社長らが出席し、決算概況を説明した。
売上高は634億3700万円で前期比5・6%増、営業利益は45億 9900万円で同18・6%増、経常利益は105億3200万円で同10・7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は84億8600万円で同13・8%増の増収増益となった。
売上高については、国内が3%弱、海外が10%程度の増加となった。国内は物流業界・半導体製造装置向けなどの需要が堅調に推移し、海外は欧米が好調、業種では自動車や軽搬送向けなどの需要が堅調に推移した。海外売上高比率は32・9%で、前期の31・2%から増加した。
営業利益は生産性改善の効果や円安が寄与し、経常利益については持分法適用会社の業績が堅調に推移したことや円安も追い風となった。
この結果、利益全てが2期連続で過去最高を更新した。
セグメント別では、ベルト・ゴム製品事業は海外で