住友ゴム工業は5月16日、ドイツで26~29日に開催される世界最大級のツーリングカーレース「第44回ADACチューリッヒ・ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に参戦する「スバルWRX・STI」にファルケンタイヤを供給すると発表した。
同車両は昨年SP3Tクラスでクラス優勝を達成。今年はさらに走行性能を高めた車両に、優れたグリップ性能や耐久性を誇るファルケンタイヤを新たに装着して、同クラス2年連続優勝を目指す。
チーム名はスバル・テクニカ・インターナショナル。チーム総監督は辰己英治氏。ドライバーは山内英輝、マルセル・ラゼ、カルロ・ヴァン・ダム、ティム・シュリックの4選手。
自動車メーカー、タイヤメーカーが開発テストを行うサーキットとしても有名なニュルブルクリンクでの24時間レースは、高低差300m、ブラインドコーナーを含め約170ヵ所のコーナーを持つ北コース(オールドコース)と、F1も開催される近代的なGPコースをつなげた1周約25kmのフルコースを使用し、世界一過酷なレースとも言われている。