熱可塑性エラストマーの「架橋」技術について雑感

2016年08月01日

ゴムタイムス社

 スチレン系(TPS)、オレフィン系(TPO)エラストマーは、低価格の非架橋系から一部加硫ゴム代替領域に迫る高性能な架橋系まで様々なグレードが揃っています。

 いずれも、ゴムとポリオレフィン系樹脂とオイルとの混合物(ポリマーアロイ)であることから極めて複雑なモルフォロジーを示します。

 ゴム(オレフィン系ゴムやスチレン系ゴム)は、例えばオレフィン系ゴムの代表的なEPDMであれば、分子量分布とエチレン/プロピレン比の分布を立体的に分子設計すること

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