自動車用ゴム6社の16年3月期 北米・中国好調で5社増収

2016年06月06日

ゴムタイムス社

 自動車用ゴム部品メーカー6社の2016年3月期のセグメント別売上高は、国内の自動車生産は軽自動車税の増税もあり低調だったが、北米・中国で自動車生産が好調だったことから、NOKを除き増収となった。ただし、NOKも自動車用を含むシール事業が一般産業機械向けの不調で微減になったもので、自動車用の販売額は増加している。

 セグメント利益については、増収効果や為替の影響などにより、住友理工が倍増、西川ゴム工業が5割増となるなど、4社が増益となった。一方、NOKは新興国での人件費増や償却費増などにより減益、フコクも前年実績割れとなっている。

 ◆豊田合成
 豊田合成の自動車部品事業

全文:約1576文字

関連キーワード: ··

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー