自動車用ゴム部品メーカー6社の2016年3月期のセグメント別売上高は、国内の自動車生産は軽自動車税の増税もあり低調だったが、北米・中国で自動車生産が好調だったことから、NOKを除き増収となった。ただし、NOKも自動車用を含むシール事業が一般産業機械向けの不調で微減になったもので、自動車用の販売額は増加している。
セグメント利益については、増収効果や為替の影響などにより、住友理工が倍増、西川ゴム工業が5割増となるなど、4社が増益となった。一方、NOKは新興国での人件費増や償却費増などにより減益、フコクも前年実績割れとなっている。
◆豊田合成
豊田合成の自動車部品事業