ブリヂストンがワールドワイドオリンピックパートナーになったことは、多くの人に知られているだろう。
しかし、グループ会社のブリヂストンサイクルが、日本の自転車競技のレベルアップに協力するとともに、これまで同競技で何人ものオリンピック代表選手を輩出していることは、関係者以外にはあまり知られていないのではないか。
ブリヂストンが6月6日に開催したオリンピックスポンサーに関する記者会見の中で、自身もソウルオリンピックに自転車競技で参加した経験を持つ、ブリヂストンサイクルの鈴木光広アンカー販売部長が、同社の自転車競技に関する取り組みを語った。
鈴木部長はまず、競技で使う自転車について「これまでは軽さと剛性を追求してきたが、現在、ブリヂストン中央研究所とタイアップして、