横浜ゴムは6月14日、従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」を5月に設立したと発表した。
寄付を希望する従業員が会員となり、給与から毎月1口100円を天引きして積み立てる。集まった資金を使い、環境保全や人権擁護など様々な社会的課題の解決に取り組む、NPOやNGOなどの団体に資金援助を行う。重大な災害が発生した際には、迅速に義援金を拠出する。
同社では、基金が行う団体への資金援助や災害義援金と同額を寄付する、マッチングギフトを行う。
基金の設立は、昨年、従業員を対象に実施したアンケートで、賛同が多くあったことから決定した。支援団体や義援金の拠出先は、会員が合議により決定することから、従業員の社会貢献に対する視野を広げ、社会との接点を増やしていくことにもなる。
なお、1回目の支援実施は9月を目指している。