東海カーボンの長坂一社長は13日に都内で行った記者会見の中で、構造改革の柱の一つである「社内意識改革」が進んでいない現状を率直に語った。
長坂社長は、「1年半前に合理化策を打ち出した後、経営環境は大きくに変わり、しかも厳しくなったものの、それでも社内の意識はなかなか変わらないことから、今後も社内意識改革を推し進めていく」と述べた。
同社の中計「T―2018」では、社内意識改革として人材の活性化、「技術の東海」の復権、コーポレート部門強化の3つを掲げている。長坂社長はこの中で時間をかけてでもやりたいことは「技術力」とした。
同業他社に比べて