日本建設機械工業会の今年度の需要予測に関する辻本雄一会長の記者会見では、国内外の経済指標や市場動向に関する会員の見方も紹介された。
これは、国内の投資と海外市場の需要について、今年度と来年度に「増加」あるいは「減少」するか、「横ばい」かを問うものだ。ただし、国内は年度(4~3月)を上期と下期に分けているのに対し、海外は暦年(1~12月)通年での評価となっている。
国内の住宅投資は「横ばい」が大勢を占めたが、今年度下期に11%の「減少」が来年度下期には23%と増加。民間設備投資についても「横ばい」が6~7割となっているものの、「減少」が来年度上期の10%から下期には16%に増加しており、