ランクセスは6月21日、特定非営利活動法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」への支援を、今年度も継続すると発表した。
今年1月から12月までの1年間を期間とする支援契約を締結し、すでに1月から支援を開始している。
OICMAは、小澤征爾氏を始め世界的に活躍する室内楽の指導者の下、アジア圏の才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的に、2011年6月に設立された。ランクセスはCSR活動の一環として、同アカデミーを設立時から5年間継続して支援し、その活動をサポートしてきた。
OICMAでは過去5年間に、延べ120人の若手音楽家の育成に取り組み、高い実績を積んでいる。今回の支援継続により、OICMAはより安定した運営基盤の下に、活動を行うことが可能となる。
OICMAの今年の主な活動としては、24人の若手弦楽器奏者をオーディションにより選抜し、7月23~28日に長野県奥志賀で行う講習会がある。また演奏会を3公演予定しており、千秋楽のコンサートは8月1日、東京・渋谷の白寿ホールで開催する。