技術開発型専門商社で躍進
㈱ニシヤマの創業100周年記念謝恩会が6月17日、東京千代田区の帝国ホテル東京「富士の間」で盛大に開催された。創業は1916年(大正5年)5月10日。感謝の意を込めて開催された謝恩会ではゴム・樹脂、鉄道、ガス、エネルギー、半導体関連企業の代表ら165名が招かれ、技術開発型専門商社として大きく飛躍したニシヤマの100周年を祝した。
午後5時から開始された謝恩会では、この日の謝恩会での食事やオールディーズを中心とした生バンド演奏の曲目までをプロデュースした西山博務会長があいさつに立ち、創業時から現在に至るまでの社史にふれた後、「当社は顧客の要望にかなう個性豊かな高品質の商品を創造し、そこから生まれる利潤にもとづいて企業を永遠に発展・充実させることにより、社員の幸福と社会の繁栄に寄与することを企業の基本理念としている。2011年に採用した事業部制で業界市場分野の情報を全国同じレベルで共有化することができるようになり、現在の成長の原動力となった」「新技術の採用と既存技術の組み合わせで、本日、ここにお集まりの皆様のご協力により新商品化比率30%をキープし続けることが出来ました。今後もお客様に最適品質を提供できるようご協力をお願いするとともに、皆様方に感謝を込めて粗宴を用意させていただきました。おいしい食事とオールディーズを中心とした音楽を楽しんでいただければと思います」と感謝の言葉を述べた。
引き続き、来賓を代表して ニッタ㈱の新田元庸社長が「ニシヤマさんはファミリー企業としての伝統を守りながら、エネルギーからプラント、輸送、機械設備、情報通信、半導体と事業分野を広げられ、技術開発型専門商社として確固たる地位を築かれました。伝統を守るだけでなく挑戦と変革に果敢に取り組んでこられた結果であると思います。我々メーカーにとりましてニシヤマ様はユーザーと私どもをつなぐ頼りになる存在です。今日の繁栄は明日の存続を保証しないということを肝に銘じ、これからもユーザーの価値創造を実現するパートナーとして一緒に成長していきたいと思います」と創業100周年を称えた。
この後、 西川ゴム工業㈱の西川正洋社長の乾杯の音頭で宴に入り、会場での生バンド演奏を堪能。佐藤昌幸社長の「我々はこ