入間川ゴムはこのほど、16年3月期の業績を明らかにした。それによると、売上高は21億6500万円、前期比3・6%増の増収となった。利益面では営業利益が1億1100万円で同113・5%増、営業利益率は5・1%、経常利益は8500万円で同286・4%増となり、大幅な増益となった。
上期(15年4~9月)の売上は、車両・造船等向けのスポット案件の寄与により、前年同期比6%増と好調だった。一方、下期(14年10月~15年3月)は景気の翳りが反映し、期末の追い込みはあったが前年並みの売上となった。通期では計画にわずかに及ばなかったものの、前年実績を上回った。
一方、利益面では、不適合率の改善を始めとするコスト削減策が成果として現れた他、原油や天然ゴムなどの原材料価格の下落が収益の改善に大きく寄与した。
17年3月期の業績予想については、売上高は