米ダウ・ケミカルは6月28日、子会社ダウコーニングの従業員2500人を削減すると発表した。
この削減は全世界で行われ、シリコーン製造施設では、ノースカロライナ州のグリーンズボロ工場の他、日本の山北工場も閉鎖される。削減される人員は、ダウ・ケミカル全体の4%にあたる人数。
資産価値の減損や従業員の退職金などの経費として、2016年第2四半期に4億1000万ドルから4億6000万ドルの費用の計上を見込んでいる。また、この削減により、今後2年間で予定されていた3億ドルのコスト削減効果が4億ドルへと上昇する見込みだ。