6月の東京ゴム相場の推移を見ると、当限終値は月初の156・5円からほぼ横ばいで推移した後、ゆっくりと下落して14日に最安値となる149・7円をつけた。その後、シンガポール期近急騰の影響を受けて上昇し、24日に159・9円をつけて納会を迎えた。
先限終値は、当限とほぼ同レベルの157・2円からスタートし、9日以降は当限より安い「逆ざや」を形成した。当限が海外相場の影響から上昇基調に入ったのと対照的に、先限は155円を軸に上下をくり返して推移した。27日発会の新甫12月限は、154・1円からスタート。ゆるやかに上昇し、30日に156円ちょうどをつけて大引けを迎えた。
6月の東京ゴム相場は、5月の急落から
(統計表2点あり)
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