藤倉ゴム工業は7月4日、本社会議室でアナリストミーティングを開催し、4月に就任した森田健司社長が16年度を最終年度とする第4次中期計画の進捗状況や今後の設備投資などを説明した。同中計では3年間合計の売上高950億円以上、営業利益66億円以上とする数値目標を掲げている。森田社長は目標の達成が難しいとしながら、「16年度もあきらめず計画を上回るべく努力していきたい」と述べた。
同社の業績予測では、16年度までの3年間合計で売上高は917億円、営業利益は40億円を見込んでおり、売上高・営業利益ともに中計の数値目標を下回る見込みだ。
今後の設備投資に関しては、新事業や新製品開発に向けた投資の他、日本・中国・アメリカ・ベトナムに次ぐ、第5番目となる生産拠点の新設や老朽化設備に対するメンテナンス投資を実施する。
新たな生産拠点については