ゴム連合(山本昭二中央執行委員長)は7月7日、第53回ゴム産業労使懇談会を横浜で開催し、組合側26人、会社側25人の代表者が出席した。
司会の藤田直治書記長が開会を宣言した後、労使代表のあいさつが行われた。まず、労働者側から山本委員長があいさつに立ち、「今回のテーマはワークライフバランスの推進となっているが、ゴム連合は長時間労働の是正を重点活動として進めている。政府も長時間労働の歯止めをかけるべく、企業に対する指導・強化を打ち出しており、長時間労働は国レベルで重要な課題となっている」と述べた上で、「ゴム連合加盟組合平均の年間総実労働時間はリーマンショック時を除くと、2000時間以上で推移し高止まりの状態にある。各加盟企業が従業員の働き方を改善していかないと、