デンカは7月11日、名誉顧問で元代表取締役社長の矢野恒夫氏が4日に心不全で死去したと発表した。享年85歳。
通夜・告別式は9、10日に寛永寺輪王殿で近親者のみで行われた。喪主は次男の矢野毅氏。また、お別れの会が9月6日正午から、帝国ホテル東京本館2階「孔雀の間」(東京都千代田区内幸町1―1―1電話:03―3504―1111)で行われる。
矢野氏は1930年12月14日生まれ。56年3月京都大学法学部卒業、4月デンカ(旧・電気化学工業)入社、80年6月取締役、83年6月常務取締役、86年6月専務取締役、90年6月取締役副社長、94年6月代表取締役社長、2000年6月代表取締役会長、04年6月取締役相談役、06年6月相談役、08年4月最高顧問、11年6月名誉顧問。99年11月藍綬褒章受章、05年4月旭日中授章受章。