旭化成は7月13日、東京・帝国ホテルで記者懇談会を開催し、伊藤一郎会長および小堀秀毅社長はじめ、同社各グループの役員らが出席した。
冒頭、伊藤会長は、出席した120名の記者に向かって「同社は4月から新しい経営体制となり、懇談会も昨年と違って事業本部、事業会社ごとにテーブルを設置した。記者の皆さまは新体制となったメンバーと懇親を深めていただければ大変ありがたいと思う。昨年、不祥事を起こしたが、今後も継続して信頼回復に努めてまいりたい。その姿をみて、記者の皆さまもペンを振るって応援してほしい」とあいさつした。
乾杯のあいさつで、小堀社長は「4月の社長就任後、上場企業の大きなイベントである6月末の株主総会も無事終了し、それなりの船出が切れたと思っている」とした上で、