中国外電によると26日、ウズベキスタンの化学工業企業Uzhimpromはこのほど、中国政府系の大手コングロマリット中信集団公司(CITIC)との間で、同国タシュケント州にタイヤ工場を共同建設することで合意したと発表した。
生産能力は年間150万本。これとは別に、トラクター向けタイヤや脱穀機ベルトなども生産する。提携期間は4年。契約総額は明らかにされていないが、中国輸出入銀行やウズベキスタンのファンドから総額1億5500万米ドルの融資を受ける。
ウズベキスタンは現在、国内でタイヤを生産しておらず、独立国家共同体(CIS)・ロシア・中国からの輸入に頼っている。新工場は、GMウズベキスタンなど現地自動車メーカーのタイヤ需要を満たせるようになる。