日本バルカー工業の2017年3月期第1四半期連結決算は、売上高が103億7900万円で前年同期比0・8%増、営業利益が8億6500万円で同6・0%増、経常利益が7億2200万円で同17・7%減、四半期純利益は5億900万円で同4・3%減となった。
シール製品事業については、先端産業市場向けが堅調に推移したものの、海外のプラント市場向けが減少した影響などにより、売上高は69億3700万円で同2・1%減、セグメント利益は6億6400万円で同7・2%減となった。
機能樹脂製品事業については、中国経済の減速による影響を受けたものの、プラント市場向け及び先端産業市場向けの販売が伸長したことにより、売上高は26億2500万円で同2・7%増、セグメント利益は1億2500万円で同21・3%増となった。
その他事業については、シリコンウエハーリサイクルにおける販売の拡大に加え「選択と集中」の効果もあり、売上高は8億1600万円で同24・4%増、セグメント利益は7500万円(前年同期はセグメント損失300万円)となった。
通期の連結業績予想は当初見通しから変更なく、売上高が415億円で前期比0・9%増、営業利益が32億円で同2・4%増、経常利益が31億円で同1・3%増、当期純利益が15億円で同14・4%減を見込んでいる。