東京材料 インドの現法で開所式を開催

2011年09月28日

ゴムタイムス社

 

開所式に参加した柿沼社長(中央)と現地スタッフ

 東京材料㈱はインドに設立した「東京材料(インド)」の開所式を9月16日に開催した。
 開所式はインド・デリー近郊のグルガオン市内のホテルで開催、取引先のほか柿沼秀一社長ら20名が参加した。
 インド現地法人の社名は「Tokyo Zairyo(India)Pvt.Ltd.〈以下、東京材料(インド)〉」。資本金は1500万ルピー(邦貨約3000万円)、東京材料が100%出資した。
 東京材料(インド)は日系自動車メーカー向けに合成ゴム、ゴム薬品などの原材料や高機能樹脂などの輸出と在庫販売を行う。
 同社は海外事業強化の一環として、約1年前から東京材料(インド)の準備を開始。今年7月15日に設立登記を完了した。10月には当局から納税登録や輸出ライセンス、営業ライセンスなどを取得し営業活動に入る。営業エリアはインド全土を占める計画となっている。従業員は田中寿幸社長が常駐するほか、現地採用の営業員も含め計4人になる。事務所はインド・デリー近郊のグルガオン。
 これまでに米国現法に続いて、中国4拠点、ASEAN5拠点(タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ベトナム)と相次ぎ進出し、今回のインド現地法人の設立で11拠点となった。
 東京材料では経済成長が続く中国・アジアのグローバルな拠点を活用し、事業展開していくとしている。

 

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