功績者表彰しパネル討論会
ＩＳＯ／ＴＣ４５国内審議委員会が創立20周年を迎えたのを記念して「創立２０周年記念イベント」が７月22日、午後４時から東京千代田区の都市センターホテル３Ｆ「コスモスⅠ」で盛大に開催された。標準化活動に貢献した歴代委員はじめ現役のエキスパートら約１００名が出席。来賓あいさつ、功績者表彰の後、パネルディスカッションが行われ、今後のＩＳＯ／ＴＣ４５における標準化活動の将来展望を熱く語りあった。
ＩＳＯ／ＴＣ４５国内審議委員会は１９９６年５月に（社）日本ゴム協会の中に設置され、翌年、１９９７年に当時の日本ゴム工業会に移され、現在に至っている。この間、ゴム産業に係る数多くのＩＳＯとＪＩＳの制定や改正、ＰメンバーとしてのＩＳＯ／ＴＣ４５国際会議参加、２００２年京都及び２０１１年横浜での国際会議開催、国際議長やコンビーナの獲得、ＳＣ２国際幹事国の獲得、Ｅｉｃｈｅｒ賞の受賞、数々の工業標準化事業表彰など国内外で多大な功績を残し、日本のゴム産業の地位を高めてきた。
当日の記念イベントでは、主催者の荒木俊二委員長のあいさつの後、茂木正経済産業省素材産業課長、藤代尚武経済産業省国際標準課長、揖斐敏夫日本規格協会理事長、南雲忠信日本ゴム工業会会長の各氏がＩＳＯ／ＴＣ４５国内審議委員会創立２０周年を称える祝辞を述べた。あいさつで茂木課長は「日本のタイヤ、ゴム製品が引き続き、世界で高い競争力を維持しているが、それを支えているのが、この標準化の世界であり、新しい技術である。さらなる発展のためには標準化というものを経営の中で位置づけてもらうことと、標準化を担う人材の
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