横浜ゴムは7月29日、スポーツ系アルミホイール「アドバンレーシングRS―DF」のプログレッシブモデルとなる「アドバンレーシングRS―DFプログレッシブ」を、4月27日からカー用品販売子会社のYFCを通じて発売したと発表した。
発売サイズは国産車用が18×8・0J~18×12・0Jの全25サイズで、インポートカー用が18×8・0J~18×10・5Jの全10サイズ。カラーはマシニング&レーシングハイパーブラック、レーシングチタニウムブラック、レーシングダークブロンズメタリックの全3色。希望小売価格は7万4000~9万円(税抜き)。
同製品は金型鍛造1ピース10本スポークホイールで、開発にあたっては高い人気を誇る「アドバンレーシングGT」を超えるデザイン性と軽量性をコンセプトとした。
リム形状はアドバンレーシングGTと全く同様のレーシング・リムプロファイルを採用し、最大400mmのブレーキローターにも対応。スポークがホイールセンター部へ向けて凹んでいくコンケイブデザインも、アドバンレーシングGTと同じく凹みの度合いが異なる5種類を用意。コンケイブ形状を詳細に見直し、一段と迫力のあるデザインを実現した。
さらにスポークの両サイドを継ぎ目なくえぐり加工する、最新の「アドバンスド・サイドカット」がよりシャープでアグレッシブなイメージを創出する。軽量性ではアドバンレーシングGTの5本スポークよりも応力分散に優れる10本スポークの利点を活かした設計により「アドバンレーシングGT」以上の軽量化を達成した。
ホイールセンター部には「アドバンレーシングRS―DF」のアイデンティティであるマシニングによる「アドバンレーシング・フォージド」のロゴを継承する一方、スポークステッカーのロゴデザインを一新し、一目でプログレッシブモデルとわかる存在感を醸し出している。