横浜ゴムは7月29日、スポーツ系アルミホイール「アドバンレーシングRG―D」の6年ぶりの新型モデルとなる「アドバンレーシングRG―D2」をカー用品販売子会社のYFCを通じて順次発売したと発表した。
同製品はスポーク形状の異なる3種類のデザインを用意し、すでにスーパーGTRデザインを6月17日、GTRデザインを7月28日から発売しており、スタンダードデザインを8月末から発売する予定。
発売サイズは国産車用が18×7・5J~18×11・0Jの全24サイズ、インポートカー用が18×8・0J~18×10・5Jの全9サイズ。カラーはマシニング&レーシングハイパーブラック、セミグロスブラック、マシニング&ブラックガンメタリックの全3色で、希望小売価格は5万7000~6万4500円(税抜き)。
アドバンレーシングRG―D2は鋳造1ピース6本スポークホイールデザインを継承しつつ、よりデザイン性を高めるため、初代「アドバンレーシングRG」のステップリム形状とスポークデザインに「アドバンレーシング」の最新技術とデザイントレンドを融合した。
ステップリム形状は2ピース構造のようなディープなリムルックスを実現し、さらにステップ部分にはアドバンレーシングを強烈に印象付ける「アドバンレーシング・ジャパン・メイド・フロウ・フォーミング」のロゴを熱転写で印字した。
スポークデザインにはホイールセンター部に向けてスポークを凹ませていく、コンケイブデザインを採用。凹みの度合いに応じて最も凹みの大きいスーパーGTRデザイン、GTRデザイン、スタンダートデザインをラインアップしている。
スポークの側面には両サイドを継ぎ目なくえぐり加工する、最新技術「アドバンスド・サイドカット」を施し、伝統の6本スポークにシャープでアグレッシブな印象をプラスした。デザイン面だけでなく、1ピースならではの高剛性と軽量性をしっかりと確保している。
また、今回は従来以上にスポーツユースに主眼を置き、サーキット走行モデルとして定着している「アドバンレーシングTCIII」と同様の最大400mmのブレーキローターに対応可能なレーシング・リムプロファイルを採用している。