横浜ゴムは8月2日、グローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN(アドバン)スポーツV105」が独ポルシェ社の新型「911」「718ボクスター」「718ケイマン」に新車装着されたと発表した。
装着サイズは、911のフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が295/35ZR19(100Y)、718ボクスターのフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が265/40ZR19(98Y)、718ケイマンのフロント用が235/40ZR19(92Y)、リア用が265/40ZR19(98Y)。
アドバン・スポーツV105は横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向けタイヤで、高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせているのが特長だ。
今回、新車装着されたタイヤはポルシェ社と共同開発したもので、タイヤサイドには同社の承認を示す「N0」マークが刻印されている。
横浜ゴムは1989年に初めてポルシェ社の技術承認を取得し、「ヨコハマA008P」が911のタイプ964に装着されたのを皮切りに、その後も数多くの車両に新車装着されている。
また、モータースポーツでもポルシェ「956」や「962C」をはじめ、多くのポルシェ車がヨコハマタイヤを装着して参戦してきた。
特にル・マン24時間レースでは、2000年に「チームタイサンアドバン」のポルシェ「911GT3R」、2001年に「ザイケルモータースポーツ」のポルシェ911GT3RがGTクラスで優勝。さらに、2005年には「アレックス・ジョブ・レーシング」のポルシェ911GT3RがLM・GT2クラス優勝している。