日本ベルト工業会がこのほど発表した16年1~6月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万3201t、前年同期比10%減となった。コンベヤ、伝動ベルトとも前年実績を下回った。
四半期別では、1~3月は合計で6629t、同10%減。4~6月は合計で6572t、同11%減となった。
品種別のコンベヤ合計では1~6月は同16%減の7392tとなった。1~3月は同15%減の3736t、4~6月は同16%減の3656tとなり、減少傾向が続いている。
コンベヤベルトの内需は、主要需要先の一つである粗鋼生産が1~6月で同1・1%減(日本鉄鋼連盟調べ)となるなど、需要が伸びず、同14%減の4832tとなった。
コンベヤ輸出
全文:約1169文字