【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情12 ヨーロッパのゴム業界(前編)

2016年09月12日

ゴムタイムス社

 ヨーロッパのゴム業界(前編)

 ヨーロッパ、EUには古くからゴム産業があります。合成ゴムを世界で最初に発明したのもドイツのBayer(IG)です。現EUには、タイヤではミシュラン(仏)、コンチネンタル(独)、ピレリー(伊ですが、中国が同社を買収しました)があります。

 一方、工業用ゴム部品では、Continental(独)、Hutchinson(仏)、Freudenberg(独)、Trelleborg(スウェーデン)が4大メーカーです。

 European Rubber Journal誌2016年8月号に、2015年世界ゴム企業(タイヤ以外)売上ランキングが発表されていましたが、これら4社が世界ランキング10位までに入っており、1、2、3位がこれらC社、H社、F社です。

 ちなみに、日本勢は世界ランキングでは5位住友理工、6位

 

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