住友ゴムの1~6月期 純利益が過去最高を更新 グッドイヤー株売却などで

2016年08月09日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は8月8日、都内で決算説明会を開催し、池田育嗣社長が2016年12月期第2四半期連結決算の説明を行った。

 売上高は3735億6600万円で前年同期比3・9%減、営業利益は307億8200万円で同5・2%増、経常利益は276億5800万円で同10・9%減、四半期純利益は281億700万円で同40・5%増となった。

 円高の進行などにより減収となったが、会社を挙げての総原価低減活動などで営業利益は増益。昨年10月の米国グッドイヤーとのアライアンス解消に伴い、北米・欧州の合弁会社からの持分利益計上がなくなったことや、円高による為替差損の発生などにより、経常利益は減益となった。

 四半期純利益は、第1四半期にグッドイヤーなどの株式売却を行ったことによる特別利益の計上、繰延税金資産の計上で税負担が減少したことなどによって、過去最高益を更新した。

 池田社長が説明した営業利益の主な増減要因によると、原材料価格については

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