相模ゴム工業の2017年3月期第1四半期連結決算は、売上高が14億1200万円で前年同期比0・5%減、営業利益は3億8300万円で同20・9%増、経常利益は4億2700万円で同80・6%増、四半期純利益は3億1200万円で同121・9%増となった。
ヘルスケア事業は、6月からポリウレタン製コンドーム「サガミオリジナル0・01(ゼロゼロワン)」の全国販売を再開。また、動物たちの求愛表現をまとめた求愛図鑑「アクト・オブ・ラブ」のプロモーションなどにより、「サガミオリジナル0・02(ゼロゼロツー)」の販売も堅調に推移した。
この結果、同事業の売上高は10億4500万円で同3・3%増、営業利益は4億4500万円で同16・5%増となった。
プラスチック製品事業は、包装資材の荷動きの低迷により販売数量の減少はあったが、原料価格が不透明な状況下、販売価格の維持に努めた。結果、売上高は3億1000万円で同11・1%減、営業利益は2800万円で同23・2%増となった。
その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は5600万円で同3・4%減、営業損失は1100万円(前年同四半期は営業損失800万円)となった。
通期の連結業績予想は当初見通しから変更なく、売上高は52億円で前期比7・2%増、営業利益は7億円で同13・0%増、経常利益は7億円で同30・9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は4億5000万円で同41・9%増を見込んでいる。